リトアニアでは、PrEPは国の医薬品費用補助制度の対象になっている。国の健康保険に加入していれば、薬の費用はごく一部を支払うだけで済む。隣国と比べると、この国のシステムは比較的シンプルだ。ただし、どの医者に予約すべきか正確に知っておく必要がある。一般開業医ではなく、infektologas(感染症専門医)に診てもらう必要がある。

利用できる人

費用補助のあるPrEPを利用するには、次の条件を満たす必要がある:

  • リトアニアの国民健康保険制度(privalomasis sveikatos draudimas)の加入者であること。
  • HIV検査で陰性であること。
  • 認定された感染症専門医の診察を受けること。

居住者でない、または国の保険に入っていない場合は、ジェネリックPrEPを自費で支払う必要がある(通常、月額30〜60ユーロ)。

入手経路:どうやって手に入れるか

通常の一般開業医からは、費用補助のあるPrEPの処方箋はもらえない。認定された専門医の診察を受ける必要がある。

  1. 専門医を予約しよう: 認定されたセンターでinfektologas(感染症専門医)の予約を取ろう。主な拠点となる2つの病院はこれだ:
    • ヴィリニュス: Santaros Klinikos(感染症センター)、Santariškių g. 14。
    • カウナス: Kauno Klinikos(リトアニア健康科学大学病院)、Eivenių g. 2。
  2. 初診: 医師が病歴を聞き、HIV陰性であることを確認し、腎機能検査(クレアチニン)を行い、B型肝炎や他の性感染症のスクリーニングを行う。
  3. 処方箋: 問題がなければ、医師はジェネリックのテノホビル/エムトリシタビン(TDF/FTC)の費用補助対象処方箋を書いてくれる。
  4. 薬局: 処方箋を通常の薬局(vaistinė)に持っていけば、薬代は少額の自己負担金で済む。

待てない場合は

待機リストが長いシステムとは異なり、リトアニアのシステムは指定された拠点(Santaros/Kauno Klinikos)を利用すれば、通常は機能している。でも、もし遅延に直面したら:

  • NGOのサポート: LGL(lgl.lt)やDemetraのような団体が案内サポートを提供してくれる。現在最も早く処方箋を入手できる方法についてアドバイスをくれたり、待ち時間の短いプライベートクリニックを紹介してくれたりする。
  • オンラインでの輸入: 処方薬を個人使用目的で郵送によって輸入することは、リトアニア税関と国家医薬品管理庁によって厳しく規制されている。試みようとするなら、有効な(できれば翻訳された)処方箋が必要だが、PrEPが正式に費用補助の対象となっていて現地で安く手に入ることを考えると、ジェネリック薬をオンラインで輸入するのは通常、不必要な手間であり、荷物が押収されるリスクがある。

始める前に検査を: HIV検査で陰性が確認されるまで、PrEPを始めない。未発見のHIV感染がある状態でPrEPを始めると、薬に耐性を持つウイルス株が生まれるリスクがあり、治療がはるかに困難になる。

その後どうなるか(モニタリング)

3ヶ月ごとに検診を受ける必要がある。これは処方箋を受け取り続けるために必須だ。

  • 検査: HIV検査、性感染症のフルパネル検査、腎機能検査が必要だ。性感染症については、見落としがないようにスリーサイト検査(喉、直腸、尿)を頼んでみよう。
  • 管理方法: これらすべてをクリニックのinfektologasで済ませることもできる。あるいは、一部のゲイは受診を組み合わせてる。DemetraでHIV/梅毒検査を受け、必須の腎臓検査は私設の検査機関やSantarosで補う、といった具合にね。

利用可能なPrEP

  • 毎日服用する経口PrEP: 標準的なもの。ジェネリックのTDF/FTC。
  • オンデマンドPrEP(2-1-1): セックスの2〜24時間前に2錠、24時間後に1錠、48時間後に1錠服用する方法。セックスの頻度が少ないゲイにとっては、臨床的に有効な選択肢だ。この服用方法が自分のパターンに合っているか、infektologasと相談してみよう。薬の使用量を大幅に減らせるからね。
  • 注射型PrEP: カボテグラビル(Apretude)は、現時点ではリトアニアで広く利用可能ではなく、標準的な費用補助の対象でもない。経口薬が一般的だね。

経路の比較

経路費用スピードモニタリング
公的システム(国の保険)薬代は少額の自己負担金標準的なクリニックの待ち時間感染症専門医が担当
プライベートクリニック月額30〜60ユーロより速い患者が個別に予約する必要がある
自己調達(輸入)違法(税関で押収される)違法(税関で押収される)患者が個別に予約する必要がある

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