PEP(曝露後予防内服)は、緊急時のHIV感染予防薬で、28日間服用する。リスクの高い曝露(例:素性の分からない相手とのセックスでコンドームが破れたなど)から72時間以内に開始する必要があるが、早く始めれば始めるほど効果が高まる。米国では、連邦法に基づき、保険の有無にかかわらず、救急外来(ER)で誰でもPEPを利用できる。
🚨 今すぐ行くべき場所
どこに行くかは、時間帯と場所によって完全に異なる。
| 時間/曜日 | 行くべき場所 | 予想されること |
|---|---|---|
| いつでも(どこでも) | 救急外来(ER) | ERに直行しよう。待ち時間は長いかもしれないが、初回のパックを出してくれる。 |
| 平日(日中) | LGBTQ+向け医療センターまたはクリニック | 事前に電話しよう。例:Callen-Lorde (NYC)、Fenway Health (ボストン)、Howard Brown Health (シカゴ)。 |
| 営業時間内 | 緊急ケア施設/プランドペアレントフッド | 利用できるかどうかは施設による。PEPが利用可能か事前に電話で確認しよう。 |
都合の良い時間を待つな。 1時間ごとにPEPの効果は低下する。今すぐ最寄りの救急外来に行こう。連邦法(EMTALA)に基づき、ERは保険の有無や支払い能力にかかわらず、緊急医療の診察と安定化治療を提供しなければならない。
🗣️ トリアージでの対応
クリニックでもERでも、状況を明確に説明しよう。
- 救急外来のトリアージで: 「HIVに曝露した可能性があり、PEP(曝露後予防内服)が必要です。」
- 医師に話すとき: 「HIV曝露の可能性があるので、HIV感染予防のためすぐに抗レトロウイルス薬を開始する必要があります。72時間の制限時間が迫っています。」 医師がリスクを評価できるよう、曝露の状況(例:コンドームなしのウケのセックス)を具体的に伝えよう。
- もしERで対応に迷いが見られたら: National Clinician Consultation Centerは、臨床医向けに24時間年中無休のPEP専用電話(1-888-448-4911)を設けている。もしERの医師がPEPの開始について不確かな場合は、この番号を伝えよう。
初回のパック: ERでは、PEPの初回服用パックを処方する。追跡受診は必須だ。 28日間の残りの薬と基礎的な血液検査を受けるため、専門クリニックかかかりつけ医で追跡受診する必要がある。服用を忘れたり、途中でやめたりしないように。
💊 薬について:予想されること
米国の標準的なPEP治療は、通常、Truvada(またはそのジェネリック医薬品)と、dolutegravir(Tivicay)のようなインテグラーゼ阻害剤を併用する。
- 厳しい服用方法: PEPはアフターピルではない。28日間の服用が義務付けられており、飲み忘れは許されない。
- 副作用は対処可能: 特に最初の週は、吐き気、倦怠感、下痢などを経験するかもしれない。クリニックで吐き気止めを処方してもらえる。
- 中断するな: 医師に相談せずにPEPの服用を中止してはならない。
💶 費用
PEPは定価だと高額だが、実際には、ほとんどの人ははるかに少ない費用で済むか、無料で利用できる。
- ACA/雇用主提供の保険: 保険適用(事前承認が必要な場合あり — 手続き中にERで初回のパックを開始できる)。
- メディケイド: 全州で保険適用。事前承認が必要な場合あり。
- 無保険者: Gilead社のAdvancing Accessプログラム(1-800-226-2056)がTruvadaやその他のARVsをカバーしている。ERまたはその直後に申請しよう。
- ライアン・ホワイトADAP: 全州で、条件を満たす低所得者が利用できる。
連邦法(EMTALA): 救急医療および出産法(EMTALA)は、すべての病院のERに対し、保険の有無や支払い能力にかかわらず、緊急患者の診察と安定化治療を行うことを法的に義務付けている。HIV曝露後のPEPもこれに該当する。医療費への不安から受診をためらわないように。
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