PEP(Profilaxie Post-Expunere — ルーマニア語ではPPE)は、HIVの緊急薬を28日間服用するものだ。リスクの高い曝露(例えば、相手のHIVステータスが不明な状態でのコンドーム破損など)から72時間以内に始めなければならないが、早く始めれば始めるほど効果が高い。ルーマニアではPEPは無料だ。

🚨 今すぐどこへ行くべきか

都合の良い予約を待ってる暇はない。どこへ行くべきかは時間帯によって全く異なる。

時間帯/曜日行く場所想定されること
いつでもCamera de Gardă(救急外来)24時間年中無休で対応している。そこでリスク評価を行い、PEPを始めることができる。

主な病院

  • ブカレスト(主要施設): Institutul Național de Boli Infecțioase "Prof. Dr. Matei Balș" (Str. Dr. Calistrat Grozovici 1)。ルーマニアの国立感染症専門病院だ。
  • ブカレスト(代替施設): Spitalul Clinic de Boli Infecțioase și Tropicale "Victor Babeș" (Mihai Bravu 281)。
  • ブカレスト以外: 主要な病院のCamera de GardăならどこでもPEPを開始するか、転院のために安定化処置をしてくれる。

medic de familie(一般開業医/かかりつけ医)には行くな。 彼らはPEPを処方できない。直接、病院のCamera de Gardăへ行こう。

🗣️ トリアージを乗り切るコツ

Camera de Gardăでは、リスクを適切に評価してもらえるように、必要なことをはっきり伝えよう。

  • 専門用語を使おう: "Am nevoie de PEP for HIV." (HIVのためにPEPが必要です)。
  • 時間枠を伝えよう: "A fost acum mai puțin de 72 de ore." (72時間未満前のことだ)。どれくらい前だったのか正確に伝えよう。
  • 曝露について直接的に話そう: 何が起こったのか正確に説明しよう。もし望むなら、行為の詳細を特定せずに「HIVステータス不明のパートナーとの無防備な性的接触」として曝露を説明することもできる。

スターターパック: 病院では、スターターパック(数日分の薬)か、すぐに28日間の全コースを処方してくれる。もしスターターパックしか受け取らなかった場合、経過観察は必須だ。 Matei Balșの外来診療科かARASを通して、コースを完了させるためにフォローアップを受けよう。

💊 薬について:想定されること

ルーマニアでの標準的なPEPのレジメンは、通常、Truvada(またはそのジェネリック薬)をインテグラーゼ阻害剤 — 通常はdolutegravir(Tivicay) — と一緒に服用するものだ。

  • 厳格なレジメンだ: PEPは緊急避妊薬ではない。28日間の服用が義務付けられており、服用を飛ばすことはできない。
  • 副作用は管理可能だ: 吐き気、倦怠感、下痢などを経験するかもしれないが、全員がそうなるわけではない。クリニックはPEPと一緒に吐き気止めを処方してくれることが多い。
  • 止めないこと: 医師に相談せずにPEPの服用を中止してはいけない。

💶 費用

Matei BalșとVictor Babeșでは、国のHIV予防プログラムのもと、PEPは無料だ。これはルーマニア国民だけでなく、EHICを持つEU/EEA市民にも適用される。

  • 非EU圏からの観光客: 行政的な質問を受けるかもしれないが、実際にはこれらの病院で費用のためにPEPが拒否されることはない。

関連: