PEPは28日間服用する抗HIV薬で、感染が成立するのを阻止できる。ただし、曝露から72時間以内に開始する必要があり、早ければ早いほど良い。日本で注意すべき点は、PEPは保険適用外だということ。費用は全額自己負担で、高額になる。だからといって諦めないで。費用がかかることをあらかじめ理解しておけば、受付で動揺せずに済む。

🚨 今すぐ行くべき場所

どこに行くべきかは時間帯による。専門クリニックがベストな選択肢で、全て閉まっている場合は病院の救急外来が最後の手段となる。

時間帯/曜日行くべき場所期待できること
平日、昼間HIV/性感染症クリニック、またはエイズ治療・研究開発センター(ACC)詳細な診察、初期のHIV検査、適切な処方。これが理想的なルートだ。
夜間/週末/祝日病院の救急外来(きゅうきゅうがいらい)医師は数日分のPEPを処方し、それ以降は専門クリニックが開いてからそちらに行くことになる。
いつでも、英語対応が必要な場合Personal Health Clinic (上野) · Private Care Clinic Tokyo (新宿)英語対応可能なスタッフがいる。飛び込み受診も可能だが、事前に電話で確認すると良い。

日本に無料のPEPはない。一般的な自費診療での費用は、初診料が約2万円薬代が1日あたり約1万円(28日間で約28万円)。さらに時間外だと約1万円追加される。電話でクリニックに実際の価格を確認しよう。

📞 東京の主要な連絡先

  • エイズ治療・研究開発センター(ACC) — 国立のHIV拠点病院。PEPの評価を行う。英語での患者向けページ: acc.jihs.go.jp/general/pep_eng.html
  • Personal Health Clinic (上野、文京区) — 迅速HIV検査、PrEPとPEP、英語対応。電話: 03-5817-4415
  • Private Care Clinic Tokyo (新宿) — 月〜土曜に英語対応サービスあり。ACC提携で、感染症専門医がいる。

真夜中で専門医に連絡が取れない場合、病院の救急外来に行き、「HIVに曝露した可能性があり、今すぐPEPが必要だ」と明確に伝えよう。数日分のつなぎの薬を処方してもらえる。これはまさに救急医療の役割だ。72時間を過ぎてしまうようなら、朝まで待たないこと。

🗣️ 伝えるべきこと

スタッフはなぜそこにいるのかを推測しないし、恥ずかしがっていると時間を無駄にするだけだ。はっきりと伝えよう。

  • 伝えるべきこと: 「HIV感染のおそれがあります。PEPを始めたいです。」 (HIVに曝露したかもしれない。PEPを開始したい。)
  • 時間: 「曝露は[X]時間前です。」 (曝露は[X]時間前だった。)
  • 曝露の内容: 何が起こったのか、そして相手のHIVステータスが不明か陽性であること。

見せられるように、携帯に日本語を用意しておこう。以下の医療用語ガイドにフレーズがある。

💊 服用期間

PEPは3種類の薬を28日間毎日服用するもので、飲み忘れは厳禁だ。吐き気、倦怠感、頭痛などの副作用は通常対処可能で、クリニックで薬を出してもらえることもある。医師と相談せずに途中で服用をやめないこと。服用期間の終わり頃と、さらに数週間後に再度HIV検査を行い、感染が成立しなかったことを確認する。

PEPを複数回必要とするのは、PrEPに切り替えるべきだという最も明確なサインだ。毎日服用するPrEPや、オンデマンドPrEPがあれば、72時間のリミットに慌てる必要がなくなるし、長期的に見れば、繰り返し緊急でPEPを使うよりもはるかに費用が抑えられる。

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