ギリシャでは、2025年半ばに開始された全国的なプログラムのおかげで、PrEPは全額助成され無料で利用できる。これがいいニュースだ。このシステムは、個人情報を保護するために、独自のプライバシーに配慮したデジタルアプローチを採用しているが、薬自体は特定の公立病院薬局でしか受け取れない。国のシステムを使いこなせれば、オンラインで必死にジェネリック薬を注文する時代はほぼ終わった。
誰が対象か(利用資格)
ギリシャのシステムでは、HIV陰性で感染リスクが高い個人に無料でPrEPが提供される。その基準は、PrEPを必要とするほとんどのゲイをカバーできるほど幅広い。
- 生のセックスをしているゲイの男性(MSM)。
- セックスワーカー。
- HIV陽性のセックスパートナーがいるゲイ。
- 静脈薬物使用者。
- 医師から予防計画の一環として推奨されたゲイ。
入手方法(経路)
ギリシャはPrEPに国立電子処方箋システム(ΣΗΣ)を使っているが、プライバシー保護の工夫がある。
- 医師の診察: どんな医師でもいいわけではない。総合診療科、内科、皮膚科・性感染症科、または産婦人科を専門とする認可された医師に相談する必要がある。
- 受給者コード: プライバシー保護のため、医師は処方箋に自分の名前を記載しない。代わりに、電子システムがAMKA(社会保障番号)から派生した「受給者コード」を生成する。このコードが、その後の手続きにおける匿名性を保証する。
- 検査: 処方箋を発行する前に、HIV陰性であること、および他の性感染症の検査を受けることが医師から求められる。
- 薬局での受け取り: 街角の薬局ではPrEPを受け取れない。薬は、全国24か所の指定された公立病院薬局(例:アテネのエヴァンゲリスモス病院やライコ病院、テッサロニキのAHEPA病院)でのみ調剤される。
待てない場合(代替手段)
公的プログラムは無料で利用できるため、他の一部の国ほど、代替手段を見つけるのが絶望的ではない。
- 私立病院ルート: 公立病院の医師の予約を待つのが長すぎる場合、自己負担で私立の専門医(皮膚科・性感染症科医など)を受診できる。その場合でも、AMKAを使って国のシステム経由で電子処方箋を発行してもらえる。
- 個人輸入: 2025年以前は、多くのゲイがオンラインでジェネリックPrEPを購入していた。今でも技術的には可能だが、そうする理由はほとんどない。個人輸入は、自己負担で支払うことになり、無料で薬が手に入る国で自分でモニタリングを管理することになる。まだ自分でモニタリングを管理しているゲイは、自宅検査ガイドを見よう。
どのルートでも必須: PrEPを開始する前に、HIV陰性であることを確認する必要がある。未検出のHIV感染状態でPrEPを開始すると、薬剤耐性のリスクがあり、ウイルスがはるかに治療しにくくなる。
その後はどうなるか(モニタリング)
ギリシャの国家プロトコルでは、最初の紹介日から3ヶ月ごとのフォローアップが義務付けられている。
- 3ヶ月ごとのチェック: 処方箋を更新するために、3ヶ月ごとに処方医の元に戻る必要がある。医師はHIVの再検査と他の性感染症のスクリーニングを行う。
- 3点検査: 3点検査(喉、性器、直腸のスワブ検査)を主張しよう。標準的な公的スクリーニングは、血液と尿の検査がデフォルトの場合があり、その場合は局所感染を見逃す可能性がある。
- 腎機能: 経口PrEPを服用している場合、腎機能(クレアチニン)の定期的な確認が不可欠なので、医師がそれを確認しているか確かめよう。
- 毎月の受け取り: 処方箋は最大3ヶ月分まで発行できるが、実際に薬を受け取るには、通常、毎月病院薬局を訪れる必要がある。
利用可能な薬(薬の種類)
- 経口PrEP(毎日服用): 標準的なものだ。TDF/FTCを含むジェネリック薬。
経口PrEP(毎日服用)は、ウケのセックスに対して完全に効果を発揮するまで、7日間連続で服用する必要があることを覚えておこう。
- オンデマンドPrEP(2-1-1方式): ヨーロッパのガイドラインで推奨されているが、医師がこのプロトコルに精通しているかどうかにかかっている。毎日薬を飲みたくない場合は、医師に相談してみよう。
- 注射剤(CAB-LA / Apretude): 2026年現在、ギリシャの公的システムは経口ジェネリック薬が中心だ。注射剤はここではまだ標準的ではない。
ルートの比較
| ルート | 費用 | 迅速さ | モニタリング |
|---|---|---|---|
| 公的システム | 無料 | 数日〜数週間 | 診療所で対応 |
| 私立クリニック | 診察料 | すぐに | 含まれる |
| 個人輸入 | 月30~50ユーロ | 1〜2週間 | 別途予約が必要 |