PEP(曝露後予防内服)は、28日間の緊急HIV予防薬だ。高リスクな曝露(例えば、相手のステータスが不明でコンドームが破れた場合など)から72時間以内に飲み始める必要があるが、早く飲み始めるほど効果が高い。オーストラリアでは、性感染症クリニックや公立病院の救急外来で無料で利用できる。
🚨 今すぐ行くべき場所
どのルートを選ぶかは時間帯によって全く異なる。
| 時間帯/曜日 | 行く場所 | 予想されること |
|---|---|---|
| 平日(日中) | 性感染症クリニック | 最適なルートだ。迅速な専門医による診察が受けられる。無料。 |
| 夜間/週末/祝日 | 救急外来(ED) | 最寄りの公立病院に行こう。待つことにはなるが、初期パックを提供してくれる。無料。 |
主要な性感染症クリニック(日中)
- シドニー: Sydney Sexual Health Centre (testing-au.md / 02 9382 7440)
- メルボルン: Melbourne Sexual Health Centre (prep-pbs.md / 03 9341 6200)
- ブリスベン: Metro North Sexual Health (07 3646 5177)
- パース: Perth Sexual Health Clinic (08 6458 2222)
- アデレード: Clinic 275 (08 7117 2750)
週末や夜間なら、クリニックが開くのを待たないこと。 72時間というタイムリミットは極めて重要だ。公立病院の救急外来に直行しよう。時間外にアドバイスが必要な場合は、1800 451 624(National HIV/AIDS, Hepatitis & Sexual Health Information Service)に電話しよう。
🗣️ トリアージでの対応
クリニックでも救急外来でも、状況をはっきりと説明しよう。
- 救急外来のトリアージで:「過去[X]時間以内にHIVに感染した可能性があるからPEPが必要だ。時間との戦いなんだ。」72時間以内というタイムリミットを伝えること。
- 医師に対して:「コンドームなしで[ウケの/タチの]アナルセックスをした。相手は[HIV陽性/ステータス不明]だった。PEPが必要だ。今すぐHIV検査を受ける準備はできている。」
- もし躊躇されたら(救急外来で): 当番の感染症専門医(レジストラ)に連絡を取るよう依頼しよう。信頼できる性的な曝露があり、72時間以内に受診した場合、PEPを受ける権利があるんだ。
初期パック: 救急外来では、5日分のPEP初期パックが処方される。その後のフォローアップは必須だ。 残りの23日分の薬を受け取り、HIV検査の評価を完了するため、5日以内に性感染症クリニックを受診する必要がある。救急外来の書類を持参しよう。
💊 薬について:予想されること
オーストラリアの標準的なPEPレジメンは、1日2錠の内服だ(通常、テノホビル/エムトリシタビンと、ドルテグラビルやラルテグラビルなどのインテグラーゼ阻害薬の併用)。
- これは厳格な治療計画だ: PEPはアフターピルではない。28日間、飲み続けることが必須で、飲み忘れは許されない。
- 副作用は管理できる: 特に最初の1週間は、吐き気、倦怠感、下痢などを経験するかもしれない。クリニックで吐き気止めを処方してもらえる。
- 中断しないこと: 医師に相談することなく、PEPの服用を中止してはいけない。
💶 費用
- 居住者(メディケア): 性感染症クリニックや公立病院の救急外来で無料。
- 観光客と訪問者: 実際には、オーストラリアの公立病院は公衆衛生上の優先事項として、メディケアカードがなくても訪問者にPEPを提供することがほとんどだ。救急外来の受診費用は後で請求される可能性があるが、薬自体は提供されないことはまずない。旅行保険でカバーできるかもしれない。
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